2/20/(Wed) 《CHCOLATE BLUES》
@名古屋駅のAVANTI
2杯目の珈琲。
オーナーであろう奥方がコーヒーカップのハミングバードの
絵を
『いいでしょ?』と。
『ハチドリですね?』と返すと『まぁ、うれしー、よくご存
知で』
『いや、ギターにハミングバードっいうギターがありまし
て』
『嬉しいからチョコレート2つにしちゃった』
チョコというのはコーヒースプーンの上に施された極々小さ
なハート型のそれで。
『2月は小鳥月間だから今月の珈琲を注文してくれた方には小
鳥の絵のコーヒーカップをお出ししているの』
野鳥の会かな?
5本目の煙草。
昨夜のVEE JAY WITH 松井ヒロシ
間違いなくこのツアーで一番のライブができた。それば勿
論、先々日までの9本のライブ、狂宴の蓄積があってこそ、そ
の集大成なんていったらいかほどオーバーだが。
ライブ後、閉店まで松井さんと話した。
褒めてくれた、今までで一番良かったと。
嬉しかった、実は飛び上がりたいくらいに。
足りないはずの独奏を独演を称えてくれたことが何よりの喜
びだった。
付け加え、酔狂の狭間でエラソーなことも言ってしまったか
もだが、松井さんは僕の世界一である。
この人の歌詞と歌とハープは何処にもない、うん、どこにも
ない。
そしていくつになっても少年の様に真正直に自分の音楽への
意識を取り戻しにかかっている、きっと何度も。素敵すぎる
じゃないか。
スリッカーズのモキュウさんが亡くなった時につくった松井
さんのブルーズはいつかの或る日、僕の詞感を逆転させてく
れた。
いい人生なんてないさ、いい人生なんてないさ、、、
サイコーのブルーズがいかにポジティブに響きわたるかわた
らんかはオレ次第、君次第。
あれ?これ前にも記したかねー?
老眼はきてませんが難聴で記憶力がどうもねー。
全く持って、ひとつ思い出したらひとつ忘れちゃうね、、、
ハハッ。
『カブ、ほんまに老眼きてへんのかー、うそやろー?』と松
井さん。
ほんまです、スプーンの上の2つの極少ハートのチョコレート
もくっきりはっきり見えておりまする。
さぁ、そろそろ行くかな。
|