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 12/25(Wed) 

《Merry X'mas Eye》

 12/17(Tue) 

《Ruby Tuesday》

 12/10(Tue) 

《行け!最中重音楽部》

 12/05(Thu) 

《特定秘密保護無法》

 12/02(Mon) 

《INTO HER HAND》


12/17/(Tue)   《Ruby Tuesday》


辻谷家のリビングから裕ちゃんのバイオリンが聞こえてい る。

とても心地よい。

僕はいつもの寝室から静かにそれを聞いている。

習慣こそ全てを凌駕する悪魔だとはよく言ったものだが時に それは悪魔にあらず、天使にもなり得る、、、

ここ何日、相部屋が続いている裕ちゃんの地鳴りのような鼾 さえも気にせず眠れるようになった事もその一旦を担ってい る、、、決してこれは嫌味でもなく。

弟子屈の山間にあるここにも当然、辻谷家の日常があるに違 いないのだが、やはり僕にとっては浮世から隔離された空間 であり、気色のいい時間の喪失感に毎度のことながら柔らか く包まれるのだ。

種村山頭火って人がどんな人物だったかは詳しくは知らない んだが、これだけ旅をしていると嫌でもいろんな場所でその 痕跡や気配に出くわす場面が多々あって少々の興味が湧いて きた。


【あー、裕ちゃん、練習やめっちゃったのかな??何時迄も バ イオリンを奏でてほしい。】


自分にとってはなんとも慣れ親しんだこの孤独感が全ての焦 燥を滅ぼせたような時間、これこそが山頭火が愛したそれに (彼の孤独感がどんなもんであったかは知識的には儘ならな いものだが)相応しく同類の匂いを放っているものではなか ろうかと、都合の良い想いを馳せてしまう。

そして都合良き孤独の心地よさ、その傍らには辿り着けたこ んな時間を此処にいない誰かに少しだけ分け合いたいという 気持ちがあるように思えてならない。

それは辿り着けてこその発生であるからして、達成しえぬ矛 盾は背負ってることは重々承知の上で。

誰かがいるから孤独なのだ(当たり前だ!)

僕の傍らにはいつも泥んこの妖精がいて、汚れた顔を拭きな がら、その雪景色を眺めながら『来てよかったねー。』と笑 っている。

そんな夢を見ながら踊るだけでいいのに?♫と歌ったとして も人間は贅沢になった挙句に無い物ねだりをし続けるその特 性、習性を抑えきれない。

あー、この冬の国でこそ蒙古タンメン中本の北極ラーメンが 食いたい!とついひとりごちてしまったり、、、。

そんな火曜日が僕にあることを君は知っているだろうか?

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