12/24/(Sun) 《War Is Over》
だからさ、ジョンが『神は私たちの苦痛を計る観念に過ぎな
い』と宣言し『私はキリストを信じない』と GODで歌ったの
だ。
それぞれの信心の術は否定しない。
故に僕が、まさしくジョンが、キリストを信じないって言う
自由はあり、そいつをどうのこうの言われる筋合いはないっ
てこと。
ジョンはキリストだけじゃない、『私はジマーマン(ボブ・
ディラン)、果てはビートルズさえも信じない』と詠うロッ
ク(自由)を世の中にではなく自身叩きつけたのだ。
【キリスト教の一派である再生派キリスト教(ボーン・アゲ
イン・クリスチャン)に入信し宗教に傾倒したディランは、
神や信仰に人生を見出すことの意味を「ガッタ・サーヴ・サム
バディ」で歌い、タイトルどおり「誰かに仕えなければなら
ない」とした。この曲を聴いたジョンは、返答として 「サーヴ・ユアセルフ」
を作り、「自分でやらなきゃ、代わりをつとめてくれる
奴なんていないんだ」と歌った】
そして Happy
X'mas
偽りと笑うかい??オレはなんの矛盾もない気がしている
よ。
諸悪を巻き起こした張本人さえも許しながら新しい年への幕
開けの歌が鳴り響く。
ちょいと偏見が過ぎた物言いかな?
しかし、そんなキリストを讃えずとも聖夜にかられる僕の郷
愁の
念の全てはこの名曲に、そしてやはりジョンが凶弾に撃たれ
た1980年に発表されたStarting Overにあってしまう。
そして、それを超えて訪れる年の瀬1週間の終焉感漂う冬の空
気がどうにもたまらないでいる気持ちはいくつになっても変
わらない。
とかなんとか、、、。
あの憧れのアイスクリームケーキを親戚のおばちゃんが持っ
て現れてくれた不思議を、もし奇跡があるとしたら、あの1
度限りだと言っても過言ではない、いにしえのイヴがまた脳
裏を過った。
そして、そいつが溶け出さいうちにそのケーキに僕はナイフ
を入れたんだ。
無邪気な宴よ、とこしえにと、、、
祈る、ひたすら、ひたすら、、、神にではなく、君に。
そして、僕と君の間で戦争は本当に終わるんだ。
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