Bessie Smith

 Al Broussard

 JoniMitchell

 TomWaits

 THELONIOUS MONK

 風太郎

 Otis Redding


   Night Ride Home/JoniMitchell 〜其の4〜


 が、しかしだ!捨てたもんじゃないのが歌い手達の夜の開き直り。
 こいつが、なかなか、鼻がきくというか、耳 がきく。
 山の手線にへこまされ、京王線にはじかれてへなへなになりながらも耳だけは澄ますという、精神を凌駕する習慣ってやつを長年 のぐうたら生活で身に付けていたのだ。
 するとそれは今までもそのはじまりがきっといつもそうであった様に、なんの前兆もなく突然やっ てきたのだ。
 そしてかすかなその懐かしき匂いの誘発のメロディーを聞き逃さずにいれた。
 それは雑踏をかきわけ、かきわけやっとこさ、 たどりつけた都会の夜の隙間からふたたび聞こえてきた寝息の様なジョニ・ミッチェル。
 小学生の時あの憧れのあの娘の窓から聞こえてき た足踏みオルガンの音にも似たその歌声は住宅事情を気にしたり、  完璧には覚えていない照れもあったりして少しひかえめな声ではあった が、そいつが逆によかった、時々歌は歌以上に...鼻歌は鼻歌以上にだ。
 もうそこに足を止めてずっと聞いて たいそんな気持ちになった。そしてその向こうに必ずや、  あの約束のない憧れの朝があることを自分勝手にぼんやりと思い描いた。

 何度となく繰り返される子守歌に都合のいい夢をからませてみる。
 誰に習った訳でもない唯一の演りかたはこんな時間におもいつく鼻歌をしっか り覚えておくことかもかもしれない、ふとそんなことを思ったりもする...。
 そしてそのうち鼻歌がほんとの静かな寝息になって聞こえて くるだろう夜から、その歌声の主、怠け者の救世主が目を覚ます朝、  少々寝起きの悪いその朝へ一夜の子守歌のお礼に一杯のフレーバーコ ーヒーを俺が入れてさしあげよう...

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